グーグルアドセンスは稼げない
ブログで収入を得る場合、「Google AdSense(グーグルアドセンス)」と「ASP広告(アフィリエイト広告)」を記事内に導入して収益を発生させます。
しかし、アドセンスはなかなか稼げません。それなら「ASP広告(アフィリエイト)」の方が断然稼げます。
その理由を解説していきます。
アドセンス広告とアフィリエイト広告の違い
グーグルアドセンスはクリック型報酬広告
グーグルアドセンスとは、自分が所有するサイト(ブログ)にグーグル広告を貼り付けて、その広告がクリックされただけで収益が発生する仕組みです。
グーグルアドセンスを利用するためには、申請をして審査に通過する必要があります。
広告によってクリック単価が変わってくるので、収益はまちまちです。
だいたいワンクリックで1円~300円くらいが発生します。なかには1,000円以上の広告も存在するみたいです。
ASP(アフィリエイト)は成果報酬型広告
ASP(アフィリエイト)とは自分が所有するサイト(ブログ)にアフィリエイト広告を貼り付けて、その広告を経由して読者が購入・登録をした際に収益が発生する仕組みです。
ASPを利用するためには、ASPサイトに会員登録をすることが必須となります。審査が必要なサイトもあるので、ある程度自分のサイトを形にしてから会員登録するのがよいでしょう。
上記3つのサイトに登録しておけば、だいたいの広告は見つかるので、登録しておくことをおすすめします。
アフィリエイトの方が稼げるのはなぜ?
アドセンス広告はだいたい100PVで1クリックされるといわれています。そのため、アドセンスで稼ぐにはPV数を稼ぐことが重要になってきます。
かなりのPV数を稼げているサイトであれば、アドセンスでもある程度稼ぐことができるかと思いますが、今までの私の経験上、アドセンス広告はワンクリック1円~300円くらいが多いため、PV数を稼げていないサイトだと、なかなか稼げません。
例:月間10,000PVあるサイトが、100PVごとにアドセンス収益50円を得た場合、合計5,000円の収益が発生する
アフィリエイトの場合はPV数が収益に直結するわけではありません。もちろん、PV数が多い方が収益も発生しやすくなるでしょう。
しかし、アフィリエイトは「その商品を購入したい」と思う人がブログ記事を経由して購入すれば収益が発生する仕組みのため、商品を購入したい人に読まれるような記事内容にすれば、PV数が少なくても十分稼ぐことができます。
例:10人がブログを経由して、1件報酬5,000円の商品を購入した場合、合計50,000円の収益が発生する
ブログへの流入経路も収益発生の関係がある?
ブログへの流入経路によっても、収益が発生するかどうかは変わってきます。実際に1年半ブログを運営してきた私の経験からお話をしていきます。
グーグルアドセンス収益はSNS流入で発生しやすい
経験上の話ですが、ツイッターやインスタグラム、ピンタレストなどのSNSでブログ記事をリンク投稿すると、アドセンス収益が発生しやすくなります。
SNSを見ている時間=なんとなく暇な時間、という方が多いのでしょうか。暇つぶしにブログを読んでくれる方も多くいます。そのため、SNSのフォロワーが多い人はPV数を上げやすくなります。
また、アドセンスは閲覧者が興味のあるジャンルに合わせて広告を配信してくれるので、なんとなく流し見してくれている人もクリックしてくれる可能性が高いです。
ただ、なんとなく流し見される・暇つぶしに読まれるだけなので、アフィリエイト収益は発生しにくいといえます。
アフィリエイト収益は検索流入(オーガニックサーチ)で発生しやすい
何か商品を購入するとき・あるサービスに申し込みをするときなど、「本当に購入(サービスの申込み)をしても大丈夫かな?」なんて迷ったこと、ありませんか?
そんなとき、インターネットで情報を調べる人が多いかと思います。情報を調べた結果、あなたのブログ記事にたどり着くこと=検索流入(オーガニックサーチ)といいます。
検索流入でブログ記事にたどり着いた人=その商品やサービスに興味や関心が高い人のため、ブログ記事を読んで購入やサービスの申し込みがされやすくなるのです。
アドセンスよりアフィリエイトが発生しやすい記事を書こう
アドセンスよりアフィリエイトの方が報酬額が高いため
先ほどもお話した通り、アドセンスよりアフィリエイトの方が報酬は高額になることが多いです。
1クリックで数百円のために頑張るよりは、1件申し込み5,000円のために頑張った方が、はるかに効率がよいですよね。
ブログはストック型ビジネスのため
ある仕組みやインフラを作り、継続的に収益が入ってくるビジネスをストック型ビジネスといいます。
ブログの場合、もちろんリライトや記事更新などのメンテナンスは必要になりますが、「売れる記事」を100記事作っておけば、あなたが寝ている間でも、収益が自動的に発生することになります。
アドセンス収益を得るためにPV数に振り回されるのではなく、「売れる記事」「検索される記事」をたくわえていくほうがよいでしょう。
ライティングスキルが上がるため
「売れる記事」を書くためにはSEOを学んだり、検索されやすいキーワードなどの選定、ライティング能力を上げるなど、さまざまな努力が必要となります。
しかし、ブログを100記事ほど書いていくと、次第にライティング能力も上がり「売れる記事のコツ」がなんとなくわかってきます。
また、ブログがある程度勝手に稼いでくれるようになれば、「ライター」のお仕事を始めて、別の収入の柱を作ることも可能です。
「ブログしかやったことないからできないかも・・・。」なんて不安に思う人もいるでしょう。
しかし、個人ブログで一から稼いだ経験は、かなりの強みになります。
「ライター」のお仕事も経験やスキルによって単価が上がっていくため、ライティング能力が上がれば上がるほど、収入も上がっていきます。
まとめ
「Google AdSense(グーグルアドセンス)」と「アフィリエイト」であれば「アフィリエイト」の方が断然稼げる理由をまとめてみました。
もちろんPV数も大事ですが、アドセンスよりアフィリエイトが売れる記事を作ることができるようになれば、収益もアップしてライティングスキルも上げることができますよ。