・仮払いはされているけどそのあと検収がされない。
・仮払いがされる前に納品してしまった。
クラウドワークスでクライアント(発注者)と連絡が取れない
クラウドワークス(Crowd Works)でクライアントさんと契約して業務を開始し納品をしたのに、なかなか検収をしてもらえない・仮払いされたあとに納品をしたけどその後クライアントさんと音信不通になってしまった・・・。なんていうことはよくある話です。実際に筆者も経験をしたので経験談を交えて対処法を解説していきます。
報酬が仮払いがされているかどうかが重要
クラウドワークスでの仮払いとは?
クラウドワークス上ではワーカー(労働者)とクライアント(発注者)が仕事の契約をしたあと、クライアントはワーカーが業務を開始する前に仮払いをしなければなりません。仮払いとは、クライアントがクラウドワークスに報酬を預けるということです。ワーカーが業務を開始して納品したあと、クライアントが検収を行ったあとにクラウドワークスが預かっていた報酬がワーカーに支払われる仕組みです。
仮払いされる前に業務を開始して納品した場合
契約したあと、仮払いされる前に業務を開始して納品をしたのに連絡が取れない。クライアントから検収がされない。とても不安な気持ちになるかと思います。
仮払いがされていない場合はクラウドワークスも報酬を預かっていないため、報酬を回収することが困難になります。
なんて理不尽な話なんだろう、と思いますが・・・契約後はクラウドワークスからも仮払いがされるまでは業務を開始しないようにというメッセージが届きます。
もしあなたが仮払いがされる前に納品をしてしまい、クライアントと連絡が取れなくなってしまった場合は根気強くクライアントに連絡をすることしか対処法がありません。
悪質なクライアントの場合、そのまま支払いをせずに納品された成果物を使用してしまう場合も。
泣き寝入りしないためにも、必ず仮払いがされてから業務を開始しましょう。
仮払いがされたあとに業務を開始して納品した場合
クライアントから仮払いがされたあとに業務を開始して、納品を終えたあとに検収がされない。
この場合、報酬を回収できる可能性は高いです。
クラウドワークスの利用規約には「検収期間は1週間が目安であり、こちらから連絡を入れても連絡がない場合はクラウドワークスによって検収の手続きを進めることを検討する」と定められています。
検討する、という言葉が引っ掛かりますが、何かしら対処はしてくれるということです。
仮払いされている場合の対処法の流れ
クライアントがクラウドワークスに仮払いをしているのであれば、報酬未払いを防げる可能性は高いです。
納品後、数日検収されない場合は一度連絡を入れてみる
業務を終えて納品をしたあと、なかなか検収がされないとかなり不安になりますよね。
私自身も今までは納品後少なくとも1日後くらいには検収が済み、スムーズに報酬が支払われてきたため、なかなか検収がされないときはとても不安になりました。
3日くらい経っても音沙汰がないようであれば一度メッセージを送ってみましょう。土日祝がお休みの会社の可能性もあるので、営業日3日くらいを目安にしてみましょう。
連絡してみたけど返信が来ない場合は連絡督促申請をする
一度こちらからメッセージを送ってみたけど、それでも返信が来ない・・・。そんなときはクラウドワークスのページから連絡督促申請をします。連絡督促申請とはクラウドワークスから「案件の検収がされていません。」ということをクライアントに通知して連絡を促してくれるシステムです。あなたの連絡に本当に気が付いていなかったクライアントだった場合は、この時点で何かしらの反応をしてくれるでしょう。
最終手段はクラウドワークスの問い合わせフォームから相談する
連絡督促申請をしたのにクライアントから連絡が来ない・検収期間1週間を過ぎてもまだ検収されないといった場合は、事務局にお問い合わせで状況を連絡します。連絡後にクラウドワークスからこのあとの流れについて連絡が来ます。土日祝は対応していません。平日になるまで待ちましょう。
クラウドワークス事務局からクライアントに連絡をしてくれるので、クライアントの反応を待ちましょう。
それでもクライアントから連絡がない場合は
クラウドワークスの事務局からクライアントに連絡をしても連絡がない場合は、クラウドワークスの利用規約に「検収期間は1週間が目安であり、こちらから連絡を入れても連絡がない場合はクラウドワークスによって検収の手続きを進めることを検討する」と定められているため、クラウドワークスが検収の手続きを進めてくれることになります。
実際に私自身クラウドワークス事務局から直接クライアントに連絡をしてもらったあと、クライアントから検収完了・お詫びの連絡が来たため、この手続きを進めてもらうことはありませんでしたが、仮払いはされているのであれば報酬が支払われる可能性は高いでしょう。
クライアントと連絡が取れなくなる理由
ワーカーからしたら、クライアントと連絡が取れなくなってしまうなんて不安で仕方ないことですよね。しかし、なぜクライアントと連絡が取れなくなってしまうということが起こってしまうのでしょうか。
悪質なクライアントだった
クラウドワークスは誰でも無料で会員登録ができてしまいます。ですから悪質な業者であったりもとから詐欺目的などでワーカーさんをだますつもりの人もいます。また、仮払いをせずにあなたの制作物を無料でサイトに掲載するなんてことも。確実に悪質なクライアントを見極めることは難しいのですが、判断材料としてそのクライアントの評価・実績・本人確認やNDA(秘密保持締結)が済んでいるかどうか、などを確認してみましょう。
クライアントがあなたからの連絡を見落としていた
たくさんのお仕事をたくさんの人に依頼しているクライアントの場合、たくさんのワーカーのメッセージにあなたのメッセージが埋もれてしまい、結果そのまま忘れていた・・・という可能性も少なくありません。この場合は何度かメッセージを送ってみるのが効果的です。また、クラウドワークス以外のソーシングサイトでも発注をかけている可能性があるので単純に忙しくて確認できていないという可能性もあります。
クライアントがクラウドワークスにあまり慣れていない人だった
クライアントがクラウドワークスに登録したてて仕組みをあまりわかっていない場合も考えられます。通知をオフにしていたりあまりログインしていなかったりと原因もさまざまです。
まとめ
クラウドワークスでクライアントと連絡が取れなくなった・検収が行われない場合
②それでも連絡が来ない場合は、連絡督促申請をする
③それでも連絡が来ない場合は、クラウドワークス事務局にお問い合わせフォームから現状を連絡する