初心者でも株の取引はできる?
現在、世間では投資が注目されています。
今までは
・損をしたら怖い
・元手が高額で手を出しずらい
などといったイメージを持たれることが多かったのですが、
投資にはさまざまな種類がありますが、そのなかでも知名度の高い株式投資。
株式投資は、投資初心者からしたら少しハードルが高いと思われがちですが、1株から購入できる証券口座も増えてきたので、気軽に取引を始める人が増えてきました。
「初心者だけど株取引を始めても大丈夫?」と不安な方も少なくないはずです。
しかし、株式投資は仕組みと注意点をしっかりと理解して行えば、初心者でも始められます。
株式投資とは?
株式投資について説明していきます。
そもそも株式投資って何?
株式投資とは、投資方法のうちのひとつであり、一言でいうと、株式会社に資金を出資することです。
株式会社は、出資をしてくれる人に対して、株式と呼ばれる証明書を発行します。株式を受け取った出資者のことを株主と呼びます。
株式投資の利益は2種類
株式投資で得られる利益には、大きく二種類に分類されます。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、購入した株の価格が値上がりしたあとに、その株を売却して生まれる利益のことをいいます。
インカムゲイン
インカムゲインとは、いわゆる配当金や株主優待と呼ばれるものであり、その株を保有している間に得られる利益のことを指します。
期末配当と中間配当の年二回配当する企業が多い。
配当金がない銘柄もある。
株主優待:企業の商品やクオカード、割引券などが定期的にもらえる。
単元(100株、1,000株など)で株を保有している場合に発生することがほとんど。
株取引の始め方
株式投資の始め方を簡単に説明していきます。
口座開設をする
まずは証券口座を開設します。
証券会社の選ぶ際には
・国内株式か米国株、どちらの取引をしたいか
など、自分がどのような株式取引をしたいかに合わせてみましょう。
CMなどでもおなじみのLINE証券は
・LINE PayやLINEポイントが使える
・投資信託も1,000円~つみたて購入可能(つみたてNISA対応)
・新規口座開設で最大4,000円がもらえる
などといったメリットがたくさんあるので、初心者にもおすすめです。
購入する銘柄を決める
購入する銘柄(企業)を選びましょう。
個人的に好きな企業や応援したい企業・今後発展していきそうな企業・配当金や株主優待など、選び方はさまざまです。
購入する株数を決める
購入する株数を決めます。
1株から購入する場合は、企業によっては1株300円くらいから購入できるので、無理なく株式投資を始めることができます。
無理してたくさん買う必要はありません。安い時にコツコツと購入して、株数を増やしていくのも良いでしょう。
取引を開始する
証券口座を開設して、買う銘柄を決めたら、いよいよ株式取引開始です。
・値上がりしたら売却して利益を得る
・株を長期間保有して配当金や株主優待を受け取る
などの取引をしてみましょう。
株式投資の注意点
配当金や株主優待など、株式投資にはさまざまな魅力がありますが、反面リスクもあります。
マイナスになるリスクがある
企業の経営難や不祥事、不況などにより、株価が暴落する可能性があります。
例えば、1株1,000円が1株200円になってしまったら、1株−800円の損失になります。
この企業の株を100株保有していた場合、100,000円で購入した分が20,000円となり、結果-80,000円の損失になってしまいます。
配当金の減配や株主優待がなくなることもある
企業の経営が苦しくなったり、利益減少などにより、配当金が少なくなることや株主優待がなくなることもあります。
配当金や株主優待を目当てにその企業の株を購入したい場合は、そういったリスクがあることも頭に入れておきましょう。
実際に初心者が株式投資始めてみた
投資信託のみ行っていた筆者ですが、株式投資を始めてみました。
私は個人的に応援をしたい企業・配当金が高い企業の5銘柄を保有しています。
実際に2年ほど保有し続けていますが、今のところ大きな損失もなく、少しお安くなった時に買い増しする程度。
あとはのんびりと構えております。
半年に一度、配当金が入金されるのですが、この時期が来るたびに「お金がお金を稼いでくれたんだなあ・・・。」としみじみしてしまいます(笑)
まとめ
株に興味はあるけどちょっと怖いなあ・・・。という方には、まずは1株から購入することをおすすめします。
そこからまた運用していきながら実際に買い増しをしてみたり、売却して利益を出してみることで、株式投資についての知識も身についていきます。
筆者も投資を始める前は「株って大損しそう」「お金がある人だけがやること」なんて考えていたのですが、1株保有1株500円以内で買える銘柄もありますし、興味はあるけど損したくない・・・と考えている方は、失っても大丈夫!くらいの金額で購入してみるのはいかがでしょうか。
ただ、リスクはつきもので、株価が暴落してしまった場合は損をしてしまいます。
投資をする際には、たくさんの情報に惑わされすぎず、自己判断で運用していきましょう。